日々、仕事や子育てに追われていると、庭やベランダの植物に触れる時間は、ちょっとした癒やしのひとときになりますよね。我が家でも家庭菜園を楽しんでいるのですが、先日、少しドキッとする出来事がありました。
菜園を回っていると、目の前に現れたのは「アシナガバチ」。
小さな子どもがいる家庭にとって、ハチは「見つけたらすぐにスプレーで撃退すべき危険な存在」だと思われがちです。ですが、そこで一歩踏みとどまり、じっくりと観察してみることで、生き物との面白い付き合い方、そして暮らしの工夫が見えてきました。
1. 子どもと一緒に「何してるのかな?」と観察してみる
ハチを見つけた時、すぐに攻撃するのではなく、少し離れた安全な場所からじっくり見てみることにしました。
せっかくの機会なので、子どもと一緒に「あのハチさん、何をしてるんだろうね?」とお話ししながら、様子を眺めたり、自由帳に絵を描いてみたりして注目してみたのです。
すると、面白いことが分かりました。
ハチは私たちを襲う様子は全くなく、葉っぱの裏を一生懸命に探検しています。そして、野菜の葉を食べてしまうイモムシなどの害虫を器実に見つけると、上手に捕まえてそのまま飛び去っていきました。
「危ない生き物」だと思っていたハチは、実は人間が手を下さなくても、24時間体制でパトロールしてくれる「お庭の優秀な助っ人」だったのです。
2. 安全を守るための「見守りマイルール」
もちろん、子どもたちの安全が最優先です。我が家では、ハチと上手に付き合うために以下のようなシンプルなルールを決めました。
「巣を作っているか」をチェックする: もし庭の木や軒下に巣を作り始めている場合は、子どもがうっかり触ってしまう危険があるので、ここは安全のためにしっかり対処(駆除など)します。
お買い物に来ているだけなら見守る: 巣があるわけではなく、ただ虫を捕まえに来ているだけ(お買い物中)なら、不用意に近づきさえしなければ襲ってくることはありません。静かに見守る選択をします。
むやみに怖がってスプレーを吹きかけるのではなく、相手の目的を正しく知ることで、余計な恐怖心を持たずに済むようになります。
3. 時間をずらす工夫と、新たな壁(笑)
ハチの「虫捕り能力」の恩恵は受けつつ、子どもや自分が刺されるリスクを減らすため、我が家では「作業時間をずらす」という工夫をしてみました。
アシナガバチは、太陽が昇って暖かくなってから活発に動き出します。
そこで、まだ薄暗い早朝や、日が落ち始める夕方の時間帯に庭仕事をシフトしたのです。ハチがいなくなる時間を狙うことで、お互いに接触することなく、安全に作業ができるようになりました。
「これで完璧な解決だ!」
……と思ったのも束の間。時間を薄暗いタイミングにずらしたことで、今度は「蚊の猛攻」が待ち受けていたのです(笑)。
ハチがいない時間は、湿度が上がって蚊にとっては最高のアクティブタイム。ハチという大きな危険を避けた代わりに、蚊という小さくて痒いノイズに囲まれることになってしまいました。
結論:試行錯誤するプロセスこそが、暮らしの知恵
あっちを立てれば、こっちが立たず。
ハチとの付き合い方はスマートにクリアできましたが、次は「蚊の対策」という新しい壁がやってきました。
子育てや日々の暮らしも、これと同じですよね。一つの悩みが解決したと思ったら、また次の小さな問題が出てくる。一筋縄ではいかないからこそ、「じゃあ次はどう工夫して解決しようか?」と家族で考えるプロセスそのものが、面白い学びになります。
次回の庭仕事に向けて、我が家では強力な防虫ウェアの導入を検討中です。生き物たちの動きを観察しながら、これからも家族みんなが快適に過ごせる「お庭の最適化」をマイペースに楽しんでいきたいと思います。

コメント