明日を占う夜のルーティン。その最初の1回目に起きた、ちょっと不思議な話

私は普段、物事をロジカルに考えたり、論理的な根拠をベースに組み立てたりすることを大切にしています。

データや仕組み、筋道が通っているものには安心感があるし、仕事でもそこを強みにして生きています。

けれどその一方で、すべてを理屈だけで割り切ろうとも思っていません。

運命とか、偶然が持つ引き寄せの力とか、日頃から「徳を積む」ことの大切さとか。そういった、目に見えないし、科学的な根拠をすぐには説明できない分野の話も、同じくらい大事にしています。

ロジカルな思考で現実を生きつつ、目に見えない粋な計らいにも心をひらいておく。そんなバランスが、自分にとっては一番心地いいからです。

寝る前に、自分と向き合う時間

そんな私が、ふと思い立って「一日の終わりに明日を占う夜のルーティン」を始めてみることにしました。

毎日たくさんの情報やタスクに追われる中で、静かに自分と向き合う時間が欲しかったのです。

手元にあるタロットカードとルーンストーンをデスクに並べました。そして、クリスタルチューナー静かに鳴らしてみる。

その透き通った音の響きで、気持ちやノイズをリセットして取りかかりました。

「さて、明日の自分へのアドバイスは?」

そう何気なく問いかけながら、記念すべき最初の1回目として、カードを1枚引き、袋の中からルーンストーンを1つ取り出しました。

そこに現れたのは、驚くほど美しい2つのメッセージでした。

完璧なタイミングで現れた、2つの光

まず、タロットカードは「聖杯の8」。

大切に積み上げてきた8つの黄金のカップに背を向けて、月明かりが照らす山へと静かに歩き出す人の後ろ姿が描かれたカードです。

これは、「過去の枠組みや未練をそっと手放し、本当の自分が求める新しい光に向かって旅立つ」という意味を持つ、とても精神性の高い1枚です。

そして、一緒に取り出したラブラドライトのルーンストーン。

その石の神秘的な青い輝きの中に刻まれていたのは、「イングズ」という文字でした。

これはルーンの中でも最大級にポジティブな文字で、「ひとつのサイクルの完了」と「内側に秘められた新しい始まり、無限の可能性」を意味しています。

理屈抜きで、素直に信じてみる

何気なく始めたルーティンの、まさに最初の1回目。

そこで「過去を手放した旅立ち」と「新しい始まりの約束」が、完璧なシンクロニシティで目の前に並んだのです。

偶然だと言ってしまえばそれまでかもしれません。論理的な根拠を証明することだってできません。

けれど、薄暗い部屋の中で、手元のカードと石の静かな輝きを眺めていると、「目に見えない何かが、私の背中をそっと押してくれているんだな」と、理屈抜きで素直に信じることができました。

日頃の自分の行いや、道具たちとの不思議な縁が、この最高のタイミングを引き寄せてくれたのかもしれない。そう思うと、なんだか心の奥がじんわりと温かくなります。

ただ明日を占うだけのつもりが、思いがけず最高の夜になりました。

この静かな余韻を胸に、今夜は深く心地いい眠りにつけそうです。

そして、明日という新しい1日が、少し楽しみになっています。

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