入らなくても「不思議」が成長のサイン。親子で楽しむ、焦らないパズルデビューのススメ

はじめに

今年の「こどもの日」、9ヶ月になった息子へ贈ったのがフィッシャープライスの「はじめてのブロック」です。

対象年齢は6ヶ月から。でも、9ヶ月の今でも「型に合わせて入れる」のは、息子にとってはまだ高いハードル。でも、それでいいんです。保育士として、そして一人の親として、私がこの時期に一番大切にしたいのは「完成」ではなく、「なんだこれ?」という不思議そうな顔でした。

1. 「できない」は「分析中」という成長

ブロックを穴に入れようとして、カチカチとぶつかる音。穴の向こうに落として見せた時の、息子の不思議そうな表情。 大人の目から見れば「失敗」に見えるその瞬間こそ、息子の脳内では「形の認識」と「物理法則の確認」という猛烈なロジカル・アップデートが行われています。

「できない」のは、能力が足りないのではなく、今まさに「学んでいる最中」だから。そう捉えると、目の前の一挙手一投足が、愛おしい成長のサインに変わります。

2. 保育士パパが選んだ「今、触れさせておきたい理由」

まだ入らなくても、今このおもちゃを渡したのには明確な理由があります。

  • 「手首のひねり」への種まき: くるくるチャイムのように「落とすだけ」とは違い、ブロックは向きを変えないと入りません。この「角度を変えてみる」という手先の使い方は、将来の自立を支える大切なスキルになります。
  • 「絶対的な安全」への信頼: 何でも口に入れる時期。口には入らないサイズ感と、壊れにくい堅牢さは、親の心の余裕(=安全への信頼)を生んでくれます。
  • 圧倒的なコスパ: 高い知育玩具を「やらなきゃ!」と構えて買うより、手頃で頑丈なものを「自由にしていいよ」と渡せる。この気楽さこそ、家庭での知育を長続きさせるコツです。

3. 「完璧」を求めない、我が家流の遊び方

今は、私の手に息子の手を添えて、一緒に「ポトン」と落とすだけ。 それだけで、息子は「おぉ?」と驚いた顔をします。その「不思議」を親子で共有できれば、その日の知育は100点満点。

「早くできるようにならなきゃ」という焦りを捨てて、ひとつひとつの「なんだろう?」を一緒に面白がる。そんな気長なスタンスが、結果として子どもの「考える力」を一番健やかに育ててくれるのだと信じています。


さいごに

育児は、教科書通りにはいきません。 「対象年齢なのにできない」と焦る必要も、「もっと早くさせなきゃ」と急ぐ必要もないんです。

これからも「ロジカルキャンプ」では、専門的な知見を持ちつつも、家では息子と一緒に「不思議」を楽しんでいる、そんなリアルな子育てのヒントを発信していければと思っています。

一歩一歩、その子なりのペースで。 みなさんも、目の前のお子さんが見せる「小さな不思議」を、一緒に楽しんでみませんか?

【今回ご紹介したアイテムはこちら】

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